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過払い金の請求にかかる期間とスムーズに取り戻すための流れ

過払い金にはリミットがあります

なんだって!でも、過払い金請求って時間がかかりそう・・・。

手続きでもたついている間にリミットになったらどうしよう?

どのくらいで過払い金が戻ってくるの?!損はしたくないよ!

過払い金請求には、過払い金があるかないかを調べることから始まり、戻って来るお金の計算、過払い金の請求書類の作成、貸金業者との交渉、裁判(訴訟)・・・とやらなければならないことが山ほどあります。

通常でもある程度の時間がかかる上に、過払い金には借金の最終取引日から10年というリミットがあります。

この記事では、過払い金請求の流れや過払い金が戻ってくるまでの期間の目安を紹介していきます。かかる期間や流れを知って、なるべく早くお金を取り戻して安心しましょう。

目次

過払い金の時効後でもまだ諦めないで

過払い金は最後の取引から10年で時効となります。時効を迎えると原則として過払い金を取り戻すことはできなくなります。

しかし、民法が2020年に改正されたことで、最後の取引から10年経っていたとしても権利を行使することができることを知った時(過払い金を取り戻せると知った時)から5年間は過払い金請求ができるようになりました。

時効が来る前になるべく早く過払い金請求をするべきですが、時効後であっても諦めずに弁護士や司法書士といった専門家に相談しないと後悔してしまいます。

専門家に依頼した場合の過払い金請求にかかる期間

任意交渉(和解)で取り戻す場合は3か月~7か月程度

過払い金を請求すると、貸金業者との任意交渉(和解)で解決することがあります。

任意交渉のデメリットは、過払い金請求をした貸金業者の提示する返金額・借金の減額・過払い金の返還期日に妥協して決まることがほとんどなので、全てが希望通りにいくとは限らないことです。

一方で、取り戻しできる金額が少なくなることもよくありますが、早ければ3か月~7か月後には手続きが終了し過払い金の入金が確認できることが多いです。

裁判(訴訟)で取り戻す場合は6か月~1年半程度

任意交渉が成立しなかった貸金業者とは裁判(訴訟)で争う必要が出てきます。交渉の呼びかけに応じなかった貸金業者のほか、過払い金を100%取り戻したいという場合には多くが裁判をおこすことになります。

裁判のデメリットは時間がかかることで、早くても6か月~長い場合には解決までに1年半程度かかることもあります。しかし、裁判をおこして勝訴すれば過払い金がほぼ100%取り戻せたり過払い金に発生する利息も取り戻せたりします。

満足のいく過払い金が取り戻せるかは、依頼する弁護士や司法書士といった専門家の実力にかかっています。裁判を起こす場合は任意整理よりも時間がかかるため、力のある専門家に早めに相談すべきです。

入金手続きがない場合は3か月程度

過払い金請求をしたのに現金が戻ってくるわけではなく、借金との相殺で終わったり減額処理で終わったりした場合には入金手続きを待っている必要はありません。

入金手続きがない場合には、手続き全てが終わるまでに3か月程度しかかからないといったこともあります。、

自分で過払い金請求した場合にかかる期間

自分で過払い金請求をする場合には、実際の過払い金請求だけでなく準備が必要です。

必要な準備には「過払い金の計算」「交渉に使う書類の作成」があり、裁判(訴訟)を起こすのなら「裁判所への出廷」のために時間もとられます。

自分で過払い金を請求する場合は半年~1年以上

過払い金請求のための準備は素人がおこなうには複雑で、正確でなければ貸金業者に交渉すら応じてもらえないことがあるので注意が必要です。

必要な準備に貸金業者との交渉時間も合わせると、順調にできても半年~人によっては1年半以上解決までに時間がかかることもあります。加えて、個人で過払い金を請求した場合に取り戻せる金額は、本当なら取り戻せる金額の40%程度だということもよくあります。

専門家に依頼するとお金がかかりそうだという印象があるかもしれませんが、自分でする方が時間がかかったわりに手元に残るお金は少なかったということになりかねません。

自分で過払い金請求をする場合の流れと費用

STEP
借り入れ日の確認

貸金業者か信用情報機関へ、借り入れをした日を確認します。

STEP
取引履歴の取り寄せ

貸金業者から取り寄せる取引履歴は1社あたり1,000円程度かかります。

STEP
過払い金の計算

過払い金の発生金額を知るには引き直し計算が必要です。

インターネットで過払い金の専用計算ソフトもありますが、知識があまりない人が行うと間違うこともあります。

間違った計算で過払い金を請求すると貸金業者に断る理由を与えてしまうので注意が必要です。

ここが落とし穴!
過払い金の計算は自分でやるのは難しいので、計算不備で取り戻し金額0円ということにならないよう、不安な人は専門家にお任せしましょう。

STEP
過払い金の請求

貸金業者に「過払い金返還請求書」と「引き直し計算書」の2種類を内容証明郵便で送ります。内容証明郵便代は1社あたり1,500円程度です。

STEP
貸金業者との交渉

貸金業者と話し合いをして、よりよい条件で取り戻しができるよう交渉をします。過払い金の請求者が年々増えているので、貸金業者も支払う金額を少しでも減らそうと躍起になっています。言いなりで和解すると過払い金が減ったり返還が遅くなることがあります。

ここが落とし穴!
借金を0円にする和解を貸金業者が持ちかけてきたら注意しましょう。高確率で高額な過払い金が発生している可能性があります。

STEP
裁判を行う

貸金業者と思ったような和解ができない時は裁判となります。裁判をした方がより多くの過払い金を取り戻せることが多いですが、費用が実費でかかります。

過払い金の請求金額が100万円以下なら最大16,600円程度で、請求金額が100万1円~500万円以下なら最大36,600円程度です。

STEP
過払い金が入金される

貸金業者から個人が指定した口座に過払い金が入金されます。

過払い金請求は専門家に依頼する

過払い金請求は実績のある専門家に依頼することで時間のロスが少なくてすみます。また、貸金業者によっては専門家以外は相手にしないので交渉終了までに莫大な時間かかかったというのはよくある話です。

個人は相手にしてくれない業者を相手取ると時間ばかりかかってしまいます。

専門家に依頼すると裁判(訴訟)をする時に代理人として出席してもらうことが可能なので、仕事を休めないという人こそ専門家に相談すべきです。

弁護士や司法書士はそれぞれに分野が異なります。専門家の中でも過払い金請求に慣れている弁護士や司法書士に依頼しましょう。必要書類の準備から和解、裁判、入金までスムーズに進みます。入金は1週間~10日ほどと自分で請求する時よりもだいぶ早いのがメリットです。

過払い金請求を事務所に依頼すると任せられること

過払い金請求を弁護士や司法書士といった専門家の事務所に依頼するとほぼ全てのことがお任せできます。入金期間も圧倒的に自分でやるより早いので、まずは相談してみるべきです。

項目自分でおこなう事務所でおこなう
引き直し計算計算する(+調べる時間が必要)お任せできる
請求の書類作成作成する(+調べる時間が必要)お任せできる
請求資料の郵送準備準備した上に郵送もしなくてはいけないお任せできる
任意交渉交渉に要時間と応じてもらえないリスクもあるお任せできる
裁判(訴訟)の準備と手続き実作業に調べる時間も必要お任せできる
裁判(訴訟)の出廷仕事を休まなくてはいけないお任せできる
入金期間の目安2か月~4か月1週間~10日

ロードオブ借金完済オススメの過払い金請求に強い事務所

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